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医師免許の申請

 医師国家試験に合格していれば、3月末ごろまでに「医師国家試験成績等通知書」と「合格証書」が一体になった葉書が手元に届きます。
 一般的には、それを待たずにインターネットや厚生局の合格発表で結果を確認し、すぐに医師免許を申請する人が多いです。
 この項では、医師国家試験合格後の医師免許の申請について説明していきます。

 まず、必要な書類には以下のものがあります。
(1) 医師免許申請書:収入印紙6万円分を貼付
(2) 診断書:(1)と揃いでついてくる規定の診断書
(3) 戸籍抄本
(4) 成年後見登記されていないことの証明書
(5) 登録済証明書の葉書
 このうち、(1) (3) (4) (5) については、他の人と同じで構いません。
医師免許申請用診断書
 (2) の診断書(左:クリックで拡大します)が、いわゆる「欠格条項」にひっかかるかどうかを見るためのもので、「1. 視覚機能」「2. 聴覚機能」「3. 音声・言語機能」「4. 精神機能」「5. 麻薬、大麻又はあへんの中毒」という項目があります。

【参考:医師法(抜粋)】
第4条 次の各号のいずれかに該当する者には、免許を与えないことがある。
 1. 心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
 2. 麻薬、大麻又はあへんの中毒者
 3. 罰金以上の刑に処せられた者
 4. 前号に該当する者を除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあつた者
 私自身は、勤務先や大学と相談した結果、画像のように書いていただいた上、問い合わせがあれば書いてくださった先生がまず対応してくださることになりました。
 この診断書を含め、すべての書類をそろえて住民票所在地の保健所に提出します。医師として勤務するには、当然ですが医師免許が必要なので、できる限り早く申請するようにしてください。

 申請後、半月程で「(5) 登録済証明書の葉書」が手元に届きます。
 医師免許自体は申請から3~4か月程度で、申請した保健所に届きますので、これを保健所まで取りに行く必要があります。「登録済証明書」は、医籍(医師として登録されている人のリスト)に登録されたということの証明書で、医師免許が届くまでのいわば仮免許になります。
 私の場合は「聴覚障害」の項目に該当するので、免許が下りるかどうか心配していましたが、意外とすんなり「登録済証明書」が届きました。
登録済証明書
 今後は聴覚障害を持つ方が医師免許を申請した場合に、「聴覚機能」の項目で「該当する」にチェックが入っていても、免許の交付が遅れたり、免許が下りなかったりすることはおそらくないでしょう。
 「どう仕事をするか」ということは永遠の課題ですが、最初の「医師免許申請」に壁はなかったことをまずはご報告します。

医師国家試験-2:前項|もくじ
文責:Kumiko

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