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就職活動-2

【就職活動の前に】
(1) マッチングプログラムの導入
(2) 内科、外科、救急部問(麻酔科を含む)、小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療の7つの部門における研修の必修化
 臨床研修制度が変わり、主に上記の2つが大きく変わりました。
 この項では、そのことが聴覚障害のある医学生にとってどのような影響をもつのかを中心に、お話をします。

(1) マッチングプログラムの導入
 「就職活動-1」でもお話しましたが、マッチングプログラムというのは、わたしたち医学生(研修希望者)と、臨床研修を行う病院(研修病院)の研修プログラムとを、研修希望者及び研修病院の希望をふまえて、一定の規則にしたがってコンピュータにより組み合わせを決定していくプログラムのことです。
 これによって卒業後に、どの病院で研修することになるかが決まります。
 マッチングプログラム自体は、すべてパソコンとネットワーク上の手続きのみで完了できるため、電話などでの連絡が必要になることはありません。プログラム自体は通常の手続きに従って行えば、聴覚障害とは関係なく行うことができるものです。
 けれども、マッチングプログラムによって研修先が決まるようになったことで、たとえば聴覚障害があることが面接などで不利にはたらき、どの研修プログラムにも決まらない(「アンマッチ」といいます)ということが発生するおそれがあります。
 アンマッチになっても二次募集があるので、そこを狙えば良いのですが、そうなると就職活動が長引いてしんどい思いをすることになってしまいます。とくに聴覚障害があることを理解してもらい、それをふまえたうえで採ってくれる病院を探すのは、時間も労力も要ります。

(2) 7つの部門における研修の必修化
 制度の変更によって、内科、外科、救急部問(麻酔科を含む)、小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療の7部門の研修が必須となりました。2年間の間に、この7部門は必ず研修しなくてはなりません。
 平成15年までは大学卒業とともに進みたい科を選択し、そこで研修すれば良かったのです。けれども、現在は7部門すべてで研修する必要があります。
 これはつまり、外科や救急部問、麻酔科などの、マスクをして仕事をしなければいけない部門でも研修をしなければならないということです。
 平成15年までのシステムならば、たとえば外科や麻酔科を避けて進路を選択することもできたでしょう。しかし、それはできなくなってしまいました。
 そのことをふまえたうえで、わたしたち聴覚障害のある学生は就職する際に「外科や麻酔科、救急などでは健聴の人と同じようには働けない可能性が高い」ということをしっかり伝えておく必要が生じています。

 次項では、実際にどのような就職活動をしていったか、聴覚障害があるために気をつけたい就職活動のポイントは、ということをお話したいと思います。

就職活動-1:前項|もくじ|次項:就職活動-3
文責:Kumio

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