スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

臨床病院実習-5

【余談】

 滋賀医大では6年生の5月から7月初旬にかけて、滋賀県内の病院・診療所で実習させていただきます。
 今年は5月11日~6月7日までの前期と、6月11日~7月5日までの後期とにわかれ、それぞれ4週間ずつ選択した病院・診療所にうかがいました。
 わたしは前期に診療所(家庭医療)で、後期に市立の総合病院(外科・緩和ケア科)で、それぞれ実習させていただきました。
 そのうち、診療所で実習したときのお話を。

(1) どんなことをしたのか?
 診療所ですから、外来での診療が基本でした。
 指導医の先生につき、まずは患者さんの情報を簡単に説明していただきます。
 それから患者さんのお話をうかがい、身体診察をします。そして、そこから得た情報に基づいて患者さんはこのような状態であり、こういうことが考えられる、と指導医の先生に伝えます。場合によっては「じゃあ次、どうしたらいい?」などの質問が飛んでくるので、検査や治療について考えることもありました。
 その後、指導医の先生が再度患者さんを診察し、その様子を見学させていただきます。診察が終わったら、カルテを書いて、終了。
 そういうことをかなりたくさん、させていただきました。
 ほかにも地域に密着した診療所として、往診や訪問看護、乳幼児健診・中学校の校医などもされているので、それに同行したりも。
 また、1日の終わりには一緒に実習している友人と、その日あったことを振り返りながら、1日のできごとを「良かったこと」「反省点」「今の気持ち」「今後学びたいこと」に分けて書いていきました。
 反省点や改善点に対して、友達同士で意見を交換し合ったり、指導医の先生からのフィードバックが得られたことが、非常に役に立ちました。
 (あとで、「自分を評価する」ことについて書きます)。

(2) こういうこともしました:ビデオレビュー
 患者さんとの診察風景を撮り、悪かったところや良かったところをフィードバックしてもらいました。
 もしかしたら、同じく聴覚障害を持つ誰かの参考になるかもしれないので、良かったと評価された点をここに書いておきます。
 ・患者さんのほうを向いて話を聞く、話をする:口元をほぼずっと見ているため。
 ・メモをほとんど取らない(血圧などの数字のみ):メモを書きながら聞けないため。
 以上は、難聴があるために「こうしないと話がわからない」ので自分で気をつけていたポイントなのですが、それが「あなたにとってプラスになっている」と評価されました。嬉しかったので、今後だれかの参考になるかと思いメモしておきます。
 (悪かったほうは、これからの訓練しだい、のようなことです)。

(3) 聴覚障害のことを伝えるかどうか?
 たくさんの患者さんとお話させていただいたので、実は聴覚障害のことを最初に伝えられなかった人もいるのです。
 座るやいなや苦痛を訴えられる人。
 そういう人に対して、自己紹介すべきかどうか。
 ここでは「自己紹介をすることが必要」と書いているのですが(「臨床前実習-2:医療面接(問診)」)、それができないときもあります。
 このことについて、あんまり神経質に「しなければ」となるよりは、状況に応じてするかしないかを考えるべきかもしれません。
 今にも死にそうな顔をして痛みを訴える患者さんの前で、悠長に自己紹介なんてしてられませんよね、たしかに。

(4) 自分と自分をとりまく環境・状況を判断する
 自分が今どのくらいの時間を使えて、何ができて、何ができないのか。また、周囲の状況はどうであるか。そういうことを判断することも大切なことの1つだと気づきました。
 聴覚障害があるということは変わりませんから、それを含めて自分自身について評価すること。今現在の自分にとって、何が難しくて何ができないか。またこれならできるということは何か。周囲は今何をしていて、どこに協力が要請できるか。
 自分自身のできないことについて、それを無理にやることは患者さんの不利益につながってしまいます。
 でも、必要以上に不安がっていても何もできません。
 だから、自分と周囲の状況評価、というのが必要になってくる、と実習から1ヶ月経ってみて思います。

臨床病院実習-4:前項|もくじ|次項:就職活動-1
文責:Kumiko

コメントの投稿

非公開コメント

みなさん、暑くなるけどp(・∩・)qガンバ!

kumikoさん、心がけていたことを評価されるなんて、どんなに素晴らしいか!かなり達成感得ていいよ(笑)

これから暑さ本番だけど、医者の不養生にならぬように、みなさん頑張ってくださいね♪

nagomamaさんへ

こんばんは。
今日の夜に下宿に帰ってきました。

評価されたこと、すなおに嬉しかったです。
自分に対して自信があまり持てなかったし、正直なところ医者になっていいのかなあ…と迷うこともあったもので(´~`;)
はい、治すほうが治されるほうになっては困っちゃいますもんね(笑)
養生します☆
こんにちは
ADHIMS
Author:ADHIMS
現在、メンバーは5人です!

ご意見・ご感想はこちら
掲示板にいく
メールを送る
それぞれの記事の
「コメント」からもどうぞ!
カテゴリー
最近の記事
過去の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。