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臨床前実習-5

 いよいよ「臨床前実習」のお話も、この回で終わりとなりました。
 今回お話しする「外科的手技」と「心肺蘇生法」は、現場に出たときがこわいものです。
 この2つは、じつは現場に出たとき、聞こえない人にとっての脅威になってしまうことがあるんです。
 しかも、わたしもまだ答えの出せていない問題なんです。

 聴覚障害のある人、思い出してみてください。
 ・マスクで口が覆われると理解度が落ちる。
 ・とっさに言われたことに対応しにくい(聞き返す)。
 ・コミュニケーションに時間がかかる。
 ・何人かが話すような状況が苦手だ。
 心当たりがありませんか?
 そのことが「外科的手技」と「心配蘇生法」を、「現場で」やるときのネックになってしまうんです。
 ただし、「実習」という枠組みの中であれば、聞こえようが聞こえなかろうが、落ち着いてやればできるものでもあります。

【外科的手技】
 臨床前実習で行う「外科的手技」は、恐れるに足りません。
 (手術場で行うわけではないので、マスクをはずしてもらえますから)。
 具体的には、
 ・清潔操作:手洗い、ガウンの着方、手袋のはめ方
 ・傷口の処置:消毒、局所麻酔、縫合、結紮(けっさつ)、ドレッシング、抜糸
 ・処置で出たごみの処理:バイオハザードの理解
 以上です。
 これだけをやるなら、何も心配することはありません。
 落ち着いて、教官の説明をよく聞き、わからなければ質問をして、やってみることです。上のような技術自体は、聞こえには関係がありません。
 ところが、「手術場」に場所が変わると、そうはいきません。臨床実習のときに、それぞれの感じ方で理解することになると思いますが、いまのうちに先取りして言っちゃいましょう。
 ・マスクは外せない。
 ・音によって状況を把握しなければいけない。
 ・チームで手術を進めていく:このときは音声でコミュニケーションする。
 このことを、心に留めておいてください。

【心肺蘇生法】
 こちらも同じく、落ち着いてやればできることなんです。
 が、現場はあわただしいです。
 チーム医療ですから、チームリーダーが指示を出し、その指示にしたがってテキパキと動かなければなりません。
 これ、どうしましょう?
 わたしもまだ、「現場で」心肺蘇生をしたことがないんです。
 (救急車搬入!→すぐ静脈を確保して点滴、などということはありました)。

 これについては「今後の課題」にしましょう。
 どなたか、いいアイデアはありませんか。
 救急と手術からは身を置く、というのが賢明かもしれません。
 ほかの人って、どうしていたんでしょうね。これ。

臨床前実習-4:前項|もくじ|次項:CBT・OSCE
文責:Kumiko

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知恵

ここの議題、コメント欲しいね~^^ 私も随分考えてる。。。CPR・術場、実際の情景を思い描くと、ほぼ聴覚に頼った情報収集。
あらかじめ役割の取り決めが出来るわけではなし。。。 チームの中で指示・連携していくのは大きな壁。冷静に、客観的に、状況を見るってのも必要だから、その役割に!って訳にもいかないでしょう、人手が欲しいから。

でも必ず見つかる!知恵を絞れば必ず破れる!壁は破ってナンボでしょ(^_-)---☆
前人未到の知恵を出して、壁を破れ!!

nagomamaさんへ

そうですね~、なんとか知恵を絞って、道が拓けたらと思います!

ただ当人からすると、「壁を破る」というのはちょっと違う気がするんですヨー。
というのも、患者さんがいるわけなんで、
「(普通の人ならできるが)自分には難しいことをやって、患者さんの命があやうくなる」
ってケースも十分考えられますから。
だから、まず、できるかできないかをはっきりさせて、「できないものは、逆立ちしてもできない」といわないとダメなんじゃないでしょうか。
なので、「しない」とか、「できる人にコンサルトする」、ってのも選択のひとつだと思ってます。
「できる、壁を破ってみせる」とやると、まわりがめっちゃ迷惑したりすることもあるんで……。方法を考えていくことはしなきゃいけないですが、無理はしなくってもいいんじゃないかな、といまのところ思ってたりするんですが、気弱かも(笑)
まっ、ぼちぼちやっていきます☆
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