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よくあるシーン-考察2

【Bさん:健聴の若い人】
 最初にBさんの問題です。
 (あれっ、と思った人、ご心配なく。Aさんの問題はあとでお話します)。
 Bさんは、「聞こえなかったら声を大きくすればいい」と思っています。
 けれども、(感音性)難聴をもつ人の多くが、これが間違いであるとすぐ気づいたでしょう。
 コメントから引用させていただくと、
お名前のない方からのコメント:
> 「音」は聴こえるのですが、その音の種類がはっきりわからないから、
> 声を大きくしてもその声が普通の雑音と変わらないことがあります。
> だから音の大きさとかが問題ではないです。

東山さんからのコメント:

> 「音」が聞こえることと、その「音」を認識することはまた別の話です。
 そうそう、その通りなんです。
 単純に声を大きくすれば、聞こえるってもんでもないところが、ムズカシイところ。
 (「なんでそうなるのか?」ということも、また書いていきます)。

 でもね、ここで注意してほしいことがひとつ。
 「聴覚障害」って、いろいろあるんです。
 「聞こえづらい、聞こえが悪い」というとき、みんながが同じように感じているわけではありません。
 これを読まれているそこのあなた、あなたの聞こえに問題があってもなくても、
聞こえかたは人によって違いがある。
どうやってコミュニケーションすればいいかも人それぞれ。
 ということをまずは心にとめておいてください。
 (「どんな聴覚障害があるか」「どうやったらコミュニケーションしやすいか」について書こうと思うと、とても長くなってしまうので、これまた項を改めてお話しましょう)。

 それではBさんの問題についてまとめましょう。 
東山さんからのコメント:
> Bさんに対して(の問題)は、
> 声を大きくしたら話がわかる難聴(伝音性難聴、老人性難聴)と
> 声を大きくしても話が分からないことがある難聴(感音性難聴)が
> あることを知らないこと。
 うん、そうですね。
 でも、「普通は大抵知らないですよね」ともコメントしてくださっているとおり、普通は知らないものです。
 では何が問題か?
 それは「はじめに」でも書いたとおり、
 「相手がどういう立場なのかを考えていない
 ってことなんじゃないかとわたしは思います。
 「相手とどう会話したら、会話ができるか?」というのは大切なことなんですが、どうも普通はそれを考えなくても会話ができてしまうので、忘れられやすいようです。
 さきほど、「聞こえかたは人それぞれ」「どうやってコミュニケーションすればいいかも人それぞれ」と言いました。
 Bさんは「聞こえなければ声を大きくすればいい」と一律に考えてしまっているけれども、そういう「思い込み」がやっかいなのです。その思い込みがBさんの問題。

 難聴の種類や、どうコミュニケーションすればいいかは、知っていればコミュニケーションがやりやすくなるけれども、知らないことも多いものです。
 それを知らなくても、「相手とコミュニケーションするにはどうしたらいいか」を考えてみることで、まずは一歩前進できるはず。
 これは難聴を持つ人自身にもいえることで、「自分はこうだから、相手もこうだろう」という思い込みはとってもキケンです。

 Bさんの問題についてのお話は、いったんこれで終わり。
 次はAさんの問題についてのほうをお話します。

考察1:前項|もくじ|次項:考察3
文責:Kumiko

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