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専門教育課程-1

 一般教養課程を終えると、たいてい2年生からは専門教育課程に入ります。
 さあ、ここからがいよいよ「医学」を本格的に学ぶスタートライン。
 大まかに分けて専門教育課程には2段階あります。
 (1) 基礎医学
 (2) 臨床医学


(1) 基礎医学:病気(異常)についての本格的な勉強をする前に、人間の体の正常な構造や機能について、それから異常な構造の基礎、薬についての基礎などを勉強します。
解剖学 組織学 生理学 生化学 感染症学 薬理学 病理学 社会医学
それと、上の科目のそれぞれに実習があります(項を改めて説明します)
(2) 臨床医学:いわゆる、病気についての勉強です。ここでは一般的に病院といったときにイメージする「○○科」の勉強が主なものになってきます。
内科 外科 小児科 産婦人科 整形外科
眼科 耳鼻咽喉科 泌尿器科 皮膚科 放射線科 麻酔科 など

 さて、内容が難しくなってくるのも、学ぶ量が一気に増えるのもここからです。
 また、一般教養課程ではいくつかの必修と、選択できるものから決まった単位をとればよかったのですが、ここからは「全科目必修」になります。どの科目にも合格しなければ、進級できません(だいたい、試験で6割を取ることが必要です)。
 つまり、上で上げたような科目を全部、もちろん全部の科の勉強をして合格しないといけないわけです(医学生って、だから「○○科の専攻」ということはありません。全部の科を勉強するんですよ)。

 と、こう書いても、いざやってみないと実感がわかないかもしれません。
 そこで、高校までの授業と比べて違うところを表にしました。
 高校まで医学科(専門課程)
教科書薄い(1cmもない)分厚い(幅2cm~4cm)
(それだけ量が多い)
授業・講義の進行だいたい教科書通り教科書通りには進まない
スライドやプリントを用いての講義が多い(教科書通りにやっていたら時間が足りない)
教科書の進行おおむねページ順先生に指示されたページを開いて見る(プリントも同じく)
板書たいていの授業である板書はほとんどない
板書をきちんとする先生はめずらしく、まったくしない先生も多い(ノートをとりづらい)
学生の人数30~40人前後80人~100人前後
教室・講義室教壇と前の席までが近い最前列でも教壇まで距離がある(読唇をする人には唇が読みにくい)
教室の雑音たいていは静か講義室が広いのと、講義を受ける人数が多いので、高校より雑音が多い
教室の明るさ明るいスライドを使う時は暗い
(口もとが見えにくい)
その他 専門用語が多い(ノートテイク・手話通訳・要約筆記などしようにも専門用語がネックとなってしづらい)
 どんな感じか、うっすらと見えてきたでしょうか?「なんだか、大変そうだ」というくらいの感じが伝わればと思います。
 そう、ここからが大変です。
 と、脅すだけになっては駄目ですね。
 次は、聞こえに問題のある人が上のような「大学(それも医学科など)特有の講義」に、どうやったらついていけるだろうか?という対策をお話させてもらいます。

基礎教養課程:前項|もくじ|次項:専門教育課程-2
文責:Kumiko

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