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基礎教養課程

 医学科に入学してはじめて出会う科目は、じつは「医学科らしい」ものではありません。
 大学によってそのカリキュラムも名称もさまざまですから、行きたい大学にどんな科目があるか、各大学のウェブサイトで調べてみてください。(「カリキュラム」や「シラバス」という言葉がキーワードです)。
 なかには筑波大学のように、この「基礎教養課程」がほとんどないところもあります。

 どんなことを学ぶのか?というと、
 まずは数学、生物学、化学、物理学といった理系の科目。
 それから英語と第二外国語。
 哲学、社会学、歴史、法学、美学、なども選択で学びます。
 医学関連としては、医学史といった科目もあり。
 他にもさまざまな科目があることでしょう。

 ところで、この科目名になんとなく見覚えがありませんか?
 高校で学んできた数学や生物学、化学、物理学、英語。
 もちろん、その内容はレベルアップしていますし、「大学らしい」講義ではあります。高校では学ばなかった、新しい知識に触れることができるでしょう。
 けれども、まだまだここは恐れるに足りません。
 高校までの勉強をクリアして医学科に入学した人なら、それまでとあまり変わらずについていくことのできるものだと思います。

 けれども、あとで振り返ってみて思うのは、じつはこの時期から周りの人たちに「聴覚障害」のことをジワジワと理解していってもらうことが必要だということでした。
 (聴覚障害のあるなしにかかわらず)医学科をめざし、そこに合格して勉強をはじめる、という人は「自分の力でやっていける」「自分の力でやらなければ」と思う傾向が強いように思います。
 もちろんそれはすばらしいことなのですが、今6年生のわたしが思うに、聞こえの問題があってもなくても医学科という場所は(そして社会では)、お互いに協力してやっていかなければいけないことがたくさんあります。解剖や生理学といった科目の実習も、病院実習もグループ行動になりますし、周りの人の「あの科目は~~だと落ちるらしい」なんて噂や耳学問もあなどれません。

 だから最初のこの時期は、めんどくさがらずに、自分の力で大丈夫と思い込まずに、自分の聞こえについて先生や同じ学年の友達に説明することが、あとあとの自分のためになってくると思います。
 「入学前に」でも書きましたが、大学との話し合いができる状況をつくり、そのなかで聴覚障害を持つ人が医学を学ぶことについての理解を深めることが必要です。

入学前に:前項|もくじ|次項:専門教育課程-1
文責:Kumiko

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